Withings+を解約しても、データはなくなりません。サブスクリプションは請求期間の終わりまで続き、「お使いの機器とそのすべての機能は、通常どおり使えます」。Withingsは「サブスクリプションの状況にかかわらず、いつでもデータに直接アクセスできます」とも述べています(Withings Support, Apple Health)。変わりうるのは、データの送り先です。2026年10月13日以降に開設したアカウントでは、Appleの「ヘルスケア」やHealth Connectに送るのにWithings+が必要です。また、使われていないアカウントは、一定の期間がたつと削除されますが、その期間はWithings自身の文書の間で食い違っています。
Withingsのページの確認日は2026年10月24日です。英語の文書からの引用は、私たちが訳したものです。このページは一般的な情報であり、法的助言ではありません。
Withings+は任意のプラン
Withingsは、アプリを「無料のアプリケーション(Webとモバイル)で、有料版(Withings+ユーザー向け)がある」と説明しています(Withings Privacy Policy)。解約すると、「請求期間の終わりまでサービスを引き続き利用でき」、そのあと「Withings+のサービスは、含まれるすべての機能とともに終了します」(Withings Support, cancelling)。期間の途中での返金はありません。 心電図 心電図 皮膚に付けた電極で記録する、心臓の電気的な活動の記録。心電図に基づくRR間隔は、HRVを測るうえでの参照基準です。 心電図についてさらに詳しく (ECG)の記録をCardio Check-Upで確認してもらう機能など、Withings+のユーザーだけの機能は、これとともに終わります(Withings Terms)。
ほかのアプリとの共有が止まる場合
Withingsは2026年10月13日に規則を変更しました。ヘルプセンターによると、この日以降にアカウントを作成した場合、「Withingsのデータを、Appleの『ヘルスケア』やHealth Connectなどのサードパーティのアプリに書き出すには、有効なWithings+のサブスクリプションが必要」です。それ以前からあるアカウントは「この変更を心配する必要はまったくありません」(Withings Support, Apple Health)。
サブスクリプションが終わったときのことは、規約に書かれています。「サードパーティのサービスとのデータ共有は、Withings+のサブスクリプションの期間と結びついて」おり、期限が切れると、「許可していたサードパーティのサービスは、データを受け取らなくなります」。同じ条項は、これが「サブスクリプションとは関係なく行使できる、自分のデータのコピーをWithingsから入手する権利には影響しない」と付け加えています(Withings Terms, EU・US, 6.4.5項)。
つまり、新しいアカウントでは、Appleの「ヘルスケア」がバックアップになるのは、料金を払っている間だけです。心拍変動(HRV)はWithingsがAppleの「ヘルスケア」に送れるデータに含まれますが、Withings自身のCSVの書き出しには含まれません。
三つの異なる削除期間
2026年10月24日時点で公開されているWithingsの文書は、使われていないアカウントについて三つの期間を挙げています。
- EU向けの規約(2026年10月13日版):3年。「WITHINGSは、非アクティブなアカウントをすべて削除します」。対象は、三年を超えてログインがなく、機器からのログインも三年間なく、その間に所有者がWithingsからのメールのリンクをクリックしていないアカウントです。通知があり、再び有効にするまでに90日あります。そのあとアカウントは「復旧の手段なく自動的に削除されます」。
- 米国向けの規約(2026年10月13日版):5年。「WITHINGSは、ユーザーが五(5)年間ログインしていない場合、アカウントを無効にすることがあります。」そのあとデータがどうなるかは書かれていません。
- プライバシーポリシー(2026年10月版):10年。アプリを使わず、製品での測定もなく、Withingsのメールのリンクもクリックしない状態が10年続くと、アカウントは非アクティブになります。90日前にメールが届き、「何もしなければ、アカウントと関連するデータは削除されます」。
Withingsが文書の食い違いを解消するまで、自分に当てはまりうる最も短い期間を前提にしてください。Withingsアプリにサインインすることは、三つのすべてで数えられる唯一の行動です。
使うのをやめる前に書き出す
Withingsアプリで次の手順を行ってください(Withings Support, exporting your data)。
- 「Profile」を開き、右上の設定アイコンをタップしてください。
- 「Export All Health Data」をタップし、ユーザープロフィールを選んでください。
- 「Start my archive」をタップしてください。CSVファイルがメールで届きます。
CSVには、アクティビティ、心拍数つきの血圧、体重と体組成、睡眠ステージ、体温、SpO2、カロリー、身長が入っています。HRVは一覧にありません。Withingsの書き出しについては、どの機器からでもHRVデータを書き出す方法にも詳しく書いてあり、Withingsの機器が測るものはWithingsのHRV:時計・睡眠パッド・精度で説明しています。
コピーを請求する
- 請求先:privacy@withings.comか、郵送でWithings – DPO, 2 rue Maurice Hartmann, 92130 Issy-les-Moulineaux, Franceです。アカウントの所有者かどうかを確認する手段がほかにない場合、Withingsは身分証明を求めることがあります(Withings Privacy Policy)。WithingsはGDPRを世界中で適用していると述べています。
- 請求する内容:CSVに入っていないデータです。ScanWatchは、初期設定で「10分ごと」に心拍数を測り、ワークアウト中の連続モードでは毎秒測ります(Withings Support, ScanWatch)。Withingsが保有している細かさの心拍数、HRV、心電図の記録、期間、CSVやJSONなどの形式を求めてください。コピーにはまとめた数値ではなくデータそのものが含まれるべき理由と、その主張がどこまで通用するかは、ウェアラブルデータの権利で説明しています。
- 期限:Withingsは、「過度でないすべての請求を、GDPRが定める期間内に処理する」としています。つまり一か月以内で、請求の複雑さや件数のために必要な場合は、さらに二か月延長できます(GDPR第12条)。GDPRでは最初のコピーは無料です(第15条3項)。会社が最初の請求でも断れるのは例外的な場合だけで、請求が権利を濫用する意図で行われたことを会社が証明したときに限られます(EU司法裁判所、C-526/24)。
データ請求レターの作成ツールには、Withingsの宛先が入っていて、これらの点を手紙にまとめます。期限内に返事がなければ、ウェアラブルデータの権利に、催促と苦情申し立ての方法が書かれています。