WHOOPのメンバーシップが終わると、WHOOPは記録を止めます。WHOOPのヘルプセンター(英語)には、「メンバーシップが終了すると、WHOOPは生体データの収集、アップロード、分析を行わなくなります」とあります。過去の履歴を見られるかどうかは、どのWHOOPの文書を読むかで変わります。ヘルプセンターは見られるとし、利用規約は、コンテンツはサービスを通じて利用できなくなるが、コピーは請求できるとしています。メンバーシップが終わる前に、データを書き出してください。
WHOOPのページの確認日は2026年10月22日です。このページは一般的な情報であり、法的助言ではありません。
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WHOOPの利用規約(英語)には、「サービスを利用するには、有効なメンバーシップが必要です」とあります。解約しても、支払い済みの期間の終わりまではメンバーシップが続きますが、残りの期間の返金はありません。月払いで12か月の契約期間の途中なら、残りの月の分を支払うか、契約期間の終わりに合わせて解約を予約します(WHOOP Support)。
支払いに失敗すると、三日後にアカウントは無効な状態になり、「WHOOPデバイスからデータをアップロードできなくなります」。古いデータの閲覧については、2026年8月3日付の利用規約に「ただし、過去のデータには引き続きアクセスできる場合があります」とあります。2024年1月版は「ただし、引き続き過去のデータにアクセスできます」でした(WHOOP Terms, 2024、2026)。
解約後も過去のデータは見られる?
WHOOP自身の文書どうしで、書かれていることが異なります。
- ヘルプセンター(2026年10月22日付の記事)は、「解約後も過去のデータを見られますか?」という問いに、「はい、過去のデータは見られますが、解約後に新しいデータは記録されません」と答えています。
- 利用規約(2026年8月3日付):メンバーシップが終わると、コンテンツは「サービスを通じて利用できなくなりますが、WHOOPデバイスで収集されたデータのコピーを請求できます」。契約が終了すると、WHOOPは「それに関連するコンテンツを稼働中のデータベースから削除することがあります」とし、「いかなるコンテンツも保存する義務を負いません」としています。
解約した会員のデータをどのくらいの期間保管するのか、WHOOPは述べていません。プライバシーポリシー(英語)は、個人データを、利用目的のために「合理的に必要な期間」、または法律が求める期間保管するとしています。ヘルプセンターは、「90日以内に再開すれば、WHOOPはデータを保持し、再キャリブレーション期間は不要になります」とも述べています。90日を過ぎるとベースラインはリセットされますが、そのあと履歴がどうなるかは書かれていません。
二つの文書の内容が食い違っているので、確実にデータにアクセスできるのはメンバーシップが終わる日までと考えておくのが安全です。
メンバーシップが終わる前に書き出す
WHOOPアプリで、ナビゲーションバーの「More」アイコンをタップし、「Data Export」を開いてください(iPhoneでは先に「App Settings」を開きます)。メールアドレスを確認して、「Create Export」を選んでください。WHOOPは「24時間以内に」ダウンロードリンクを送り、「書き出しのリンクは7日で期限が切れます」(WHOOP Support)。
届くのは複数のCSVファイルで、「Physiological Cycles」「Sleeps」「Workouts」「Journal Entries」です。「Physiological Cycles」には、「Recovery」(回復度)、 安静時心拍数 安静時心拍数 完全に安静にしているときの、毎分の心拍数。成人では通常、毎分60〜100拍で、よく鍛えた選手ではそれより低くなります。 安静時心拍数についてさらに詳しく 、心拍変動(HRV)、ストレイン、睡眠の時刻などが、サイクルごとに一行で入っています。サイクルは、一つの睡眠から次の睡眠までです。つまりHRVは一晩に一つの値で、一拍ごとのデータではありません。メンバーシップが終わったあとも書き出しが使えるかどうかは、WHOOPは述べていません。
Appleの「ヘルスケア」をバックアップとして当てにしないでください。AppleはSDNNを使い、WHOOPはRMSSDを計算するため、「現時点では、WHOOPはHRVのデータをAppleの『ヘルスケア』に書き出しません」(WHOOP Support, Apple Health)。ファイルの使い方は、どの機器からでもHRVデータを書き出す方法で説明しています。
コピーを請求する
データの請求は、メンバーシップの期間中でも、終わったあとでも、いつでもできます。
- 請求先:WHOOPプライバシーセンター(privacy.whoop.com)の「Data Management」機能、またはprivacy@whoop.comです。WHOOPは確認用のフォームへの記入を求めています。EUと英国では、代理人のwhoop@gdpr-rep.comに連絡することもできます(WHOOP Privacy Policy)。
- 請求する内容:CSVの書き出しはサイクルごとに一行ですが、WHOOPは「24/7でデータを取得している」と述べています(WHOOP Support, accuracy)。EU一般データ保護規則(GDPR)では、コピーにはWHOOPが処理している個人データのすべてが含まれるべきです。そこで、アプリに表示される心拍数のデータ、期間、機械で読み取れる形式を指定してください。WHOOPのポリシーにも、「機械で読み取れる形式での個人データのコピー」を請求できるとあります。この主張と限界は、ウェアラブルデータの権利で説明しています。
- 期限:WHOOPは独自の期限を定めていません。請求を断る場合でも、「そうした法律の定める期間に従って」知らせるとしています。GDPRと英国GDPRでは一か月で、請求の複雑さや件数のために必要なら、さらに二か月延長できます(GDPR第12条)。WHOOPの米国向けの項には、知る権利の請求に答える義務があるのは12か月に二回までと書かれています。
回答期限を暦日で示した棒グラフです。地域ごとに1本、0日から90日までです。 EUおよびEEA(GDPR):1か月。請求が複雑な場合や多数の場合は、必要に応じて最大3か月。 英国(UK GDPR):1か月。請求が複雑な場合や多数の場合は、必要に応じて最大3か月。 カリフォルニア州(CCPA):45日。合理的に必要な場合は最大90日(通知あり)。 ブラジル(LGPD):明確かつ完全な回答は15日以内。 韓国(PIPA):10日。理由を示せば延期できる。 ロシア(152-FZ):10営業日。理由を付した通知があれば最大15営業日。 日本(個人情報保護法):「遅滞なく」:日数の定めなし。
データ請求レターの作成ツールを使うと、これらの点を盛り込んだ、そのまま送れる手紙を作れます。WHOOPから期限内に返事がなければ、最初に請求した日付を添えて催促してください。それでも進まない場合の申し立て先は住んでいる地域によって異なります。詳しくはウェアラブルデータの権利をご覧ください。